ふるよにメガミ紹介4柱目 トコヨ-カード紹介編
こちらは「桜降る代に決闘を」に登場するキャラクター、トコヨのカードに関する記事です。
ここでは各カードの紹介と感想、戦い方について述べようと思います。
● トコヨの紹介
ユリナやサイネのような攻撃的なデッキと異なり、<久遠ノ花>や<詩舞>を用いて相手の攻撃を無効にし、<梳流し>を使って相手のライフに直接ダメージを与えることができます。また、集中力が2つある状態のことを【境地】と言いますがそれになるといくつかのカードが強化されます。
長所 ・対応札を用いて相手の攻撃を無効にすることが得意です。
短所 ・集中力の管理が難しく、使えるリソースが比較的少ないです。
● カードの紹介
通常札編
(1) 梳流し
※シーズン2に向けた修正により、効果の一部が変更されています。
相手のライフに直接ダメ―ジを与えることができます。発動する度にライフ差をつけることができます。また、このカードは集中力が2つある状態で発動するとデッキの上に戻す能力があります。
デッキの上に戻すことには様々な意味があります。
(1) デッキの偶奇を変える。
このゲームは開始フェイズで2枚ドローします。そのため、デッキの枚数が偶数か否かは非常に重要です。偶数の場合は問題ありません。
しかし、奇数の場合は問題があります。デッキ枚数が奇数なので開始フェイズで2枚引くことを繰り返すと必ずデッキ枚数が1枚になります。
このままでは開始フェイズカードを引くと1枚しか引けず、焦燥ダメージを受けてしまいます。(このゲームではデッキにカードがない状態でカードを引くとダメージを受けます。)
それを防ぐために集中力が2つある状態で<梳流し>を発動します。そうするとデッキの枚数が1枚増え、偶数になるため焦燥ダメージを受けることなく引き切ることができます。
(2) 次のターンも<梳流し>を発動する。
デッキの上に置くため、ほぼ確実に次のターンも<梳流し>を発動できます。このカードを複数回発動することで相手のライフを一気に減らすことができます。
(2) 雅打ち
【境地】の状態で対応すると切札でない攻撃を無効にできます。このカードは全力攻撃を無効にできるため、相手の<居合>や<斬撃乱舞>を打ち消すことができます。
全力に対して発動すると相手に2/1攻撃を行い、そのままターンを終了させることができ、ゲームを有利に進めることができます。
そのため自分が【境地】の状態であることが相手にプレッシャーを与える要因になります。全力札だけでなく、<斬>や<一閃>のように攻撃力が高い札を無効にできます。
また、<毒針>や<Burning Steam>のように【攻撃後】に効果を発動するタイプの攻撃も無効にできます。このとき、【攻撃後】効果も一緒に無効にできます。
このカードの特徴の1つとして間合を変化することで攻撃を無効にするではないということです。
<詩舞>や<誘導>で止めることができない攻撃札に対してこのカードは強く出ることができます。
しかし、間合2-4でしか発動できないため<ラピッドファイア>や<マグナムカノン>、<円月>を無効にすることはできません。
相手のターンに【境地】でいるということは自分の開始フェイズで新たに集中力を得ることはできなくなります。これは基本行動をする権利を1つ失うことを意味します。
また、前述でも説明したように、間合が設定されている対応札なので相手がどの間合で戦うのかを考える必要があります。
またサリヤ相手のときは特に注意しないといけません。
全体的に相手を畏縮させる効果を持つカードが多いため、集中力が貯まりづらいです。特に<Roaring>は相手の集中力を1つ減らすため、<雅打ち>の攻撃を無効にする効果を無くすことができます。
(3) 跳ね兎
トコヨが持つ間合を調整するカードです。<梳流し>の間合が4なので間合2で発動すると間合4になり、すぐに梳流しを発動できます。間合3で発動すると2つの基本行動と2つのオーラを消費することなく間合5になれます。
ダストがない場合は<無窮ノ風>を発動することで無理やりダストを作ることもできます。
相手がライラ、ユキヒ等を宿している場合は事前に発動することもあります。
ライラや傘が空いているときのユキヒは間合が少ないときに攻撃札を発動できるのに、自分が間合を多くすることに、相手の基本行動を大幅に消費することにできます。
(4)詩舞
2種類の効果がある対応札です。自分のターンに発動して集中力を1つ増やすことで【境地】の状態を作り、<無窮ノ風>を再起させることもできます。
対応で発動する場合は以下で紹介します。
(1) フレア→オーラの場合
間合をずらしても対応できない攻撃を打たれたときにフレアから1つオーラに移動して守ることができます。例えば間合3、オーラ3の状態で<月影落>を発動されても、<詩舞>を用いてオーラを4にしてオーラで受けることができます。
(2) オーラ→間合の場合
<一閃>や<毒針>、<風雷撃>のような間合が1つしかない攻撃札に対して発動するとこれらの攻撃を無効にできます。
また、間合2で発動した<柄打ち>や<たぐりよせ>(傘が空いている方の攻撃)、<クリムゾンゼロ>を間合3にして無効にすることもできます。
集中力を増やす効果もあるため、集中力が1つのときに発動することで集中力を2にして【境地】を達成することもできます。
【境地】を達成すると強化されるカードの例として<無窮ノ風>、<梳流し>、<雅打ち>などがあります。
しかし、この方法を行うと<詩舞>が手札にないことがばれてしまうため、注意が必要です。
(5) 要返し
※シーズン3に向けた修正により、アナザートコヨを宿す際に採用できなくなりました。
トコヨが持つ全力札です。オーラを2つ纏うすることができるため、相手の2/1攻撃をオーラで受けても、その分のオーラを回復できます。本来、オーラを2つ纏うために基本行動を2つ消費する必要があります。トコヨの場合、【境地】を捨てる可能性もあります。それらをこのカード1枚で済ませることができます。
また、一度使用したり、基本行動のコストに使用したカードをもう一度使用することができます。そのためデッキが増え、再構成を遅らせることができます。再構成によるダメージを防ぐことで、<梳流し>によって生まれたライフ差を維持することができます。
(6) 風舞台
トコヨが持つ付与札の1つです。間合2で発動すると間合0になります。多くの攻撃札は間合0で発動できないため、基本行動をしないと攻撃できなくなります。トコヨ/オボロでは<鳶影>とともに発動すると対応で間合2つずらし、オーラを2つ纏うことができます。
ハガネとの相性がよく、破棄時効果で自動的に【遠心】を満たすことができます。
【遠心】とは自分のターン開始時より間合が2つ多くなっていること、まだ攻撃カードを使用していないの2つを満たしているときに達成します。
ターン開始時では開始フェイズより前の間合を参照します。そのため、開始フェイズで増やした間合でも間合を2つ多くしたことになります。また、攻撃もしていないため【遠心】カードを発動することができます。
(7) 晴舞台
※シーズン2に向けた修正により、効果の一部が変更されています。
トコヨが持つ付与札の1つです。相手のターンに集中力を獲得できるため、自分のターンで集中力を使っても相手のターンでは【境地】を持った<雅打ち>を構えることができます。<詩舞>を発動しなくても集中力を得ることができることは強いです。
【境地】で使用するとオーラを2つ纏うことができます。手札を1枚消費することで基本行動2回分の行動ができる点が強いです。
また納が1であることからシンラの<森羅判証>との相性がよいです。
<森羅判証>は付与札が破棄されると相手のライフに1ダメージを当てることができます。このため、納が1つしかない<晴舞台>との相性はとてもよく、すぐにライフに1ダメージを与えることができます。
切札編
(1) 久遠ノ花
このゲーム史上最も強い対応札の1つです。相手が発動した攻撃を無効にしつつ、相手のライフに1ダメージを与えることができます。
フレアが5個あることで相手は気軽に攻撃できなくなります。例えば消費コストが大きい大型攻撃札の<月影落>や<ゆらりび>、優秀な【攻撃後】効果を持つ<熊介>も発動できなくなります。
<雅打ち>では無効にできなかった間合5以上での攻撃や間合が広くて<詩舞>では対応しきれない攻撃札も無効にできます。
また相手のライフが1つしかないとき、相手は対応不可を持たない攻撃を発動できなくなります。仮に相手が発動してきたら<久遠ノ花>を発動するだけで勝てます。
また対応札として使用するのではなく、攻撃札として用いることがいます。
普通に用いると間合0-10の-/1攻撃を行えます。
基本的に<Omega-Burst>、<音無砕氷>、<影の壁>、<反旗の纏毒>、<久遠ノ花>以外で対応できません。
<久遠ノ花>の間合が広すぎるために<詩舞>のような間合を動かすタイプの対応では無効にできません。
(2) 千歳ノ鳥
再構成ができる攻撃札です。消費フレアが2なので発動しやすく、再構成を行えるため実質ライフを1点回復できます。2/2攻撃もできるため、相手のオーラが少ないときに発動すると相手のライフに2点を与えることもできます。
また【設置】を多く持つオボロとの相性は良く、<鋼糸>、<誘導>、<忍歩>が伏せてある状態で発動するとこれらのカードを発動しながら再構成できます。
【設置】とはカードが伏せられているときに再構成するときに、【設置】を持つカードを1枚発動できるというものです。
(3) 無窮ノ風
※シーズン2に向けた修正により、効果の一部が変更されています。
相手の手札を刈ることができます。特に<梳流し>や<一閃>、<風雷撃>のように間合が1つしかない攻撃札との相性がよいです。
これらのカードを発動する前に<無窮ノ風>を発動することで相手の対応札を捨てさせ、より安全に攻撃を行うことができます。多くの対応札には行動を持つものはあれど攻撃を持つものは少ないため有効な一手です。
対応不可がついているため、このカードに対して無効にすることもできません。
【境地】の状態でターンを終えると再起するため、何回でも使用することで安心して<梳流し>を発動できます。(ただし雅打ちには注意)
またダストを作るカードとしても優秀です。消費フレアが1なので最低1つのダストを生み、1/1攻撃によるオーラ受けからも生まれます。
そのため、<跳ね兎>の効果で後退するときに必要なダストを<無窮ノ風>で無効にできます。
(4) 常世ノ月
集中力が0でも一気に【境地】になることができます。
オーラを使用したあとで発動することで本来再起できなかった<無窮ノ風>を再起することができたり、相手の攻撃を無効にできなかった<雅打ち>は攻撃を無効にできるようになります。
また、<炎天・紅緋弥香>や<月影落>のようにオーラに圧があるカードを採用できるヒミカアナザーやユリナとの相性はいいです。
相手のオーラが少ないときに使うと、相手は手札でしか基本行動を行うことができないため、相手の手札を実質的に刈ることができます。
・最後に
相手の攻撃をかわしながら自分の攻撃を当てることができます。集中力を無駄にしてしまうが【境地】をもつカードは非常に優秀です。
難易度は高めですが相手の全力札を無効にすると気持ちいいです。
こちらが私のTwitterアカウントです。
もしよろしければフォローをお願いします。