ふるよにメガミ紹介1柱目 ユリナ-カード紹介編
こちらは「桜降る代に決闘を」に登場するキャラクター、ユリナのカードに関する記事です。
ここでは各カードの紹介と感想について述べようと思います。
● ユリナの特徴
ユリナは攻守ともに優れたカードが多く、初心者から上級者まで扱いやすいメガミです。一部のカードにはライフが3以下になると強化される【決死】があり、ピンチのときでも逆転を狙えます。
長所 ・優秀な通常札、切札が多い。
短所 ・リーサル(すでに勝利している状態)を決めきれなかったとき、対応が切札しかないため、貯まったフレアで逆転されることがあります。
● カード紹介
通常札編
(1) 斬
シンプルに強いカードです。
発動するだけで相手のライフに1ダメージを与えることができます。仮に相手がオーラで受けたら他の攻撃札を使って相手に大ダメージを与えてください。
最初のうちは必ず採用して毎回使用することを心掛けてください。
(2) 一閃
本作屈指の強力な攻撃札です。<斬>と同じく毎回発動することを目標にしましょう。
ライフが3以下になると【決死】が発動します。このカードは【決死】になると2/2攻撃から3/2攻撃にパワーアップします。
序盤から終盤まで幅広く活躍ができますが、弱点もあります。
それは対応札に弱いということです。
適正間合が1つしかないため、前進する対応、後退する対応どちらにも弱いです。
トコヨやシンラのように対応札を多く持つメガミと対戦するときは、<一閃>に対応札を打たせて他の攻撃札を当てやすくするか、採用を見送ることもありです。
(3) 柄打ち
間合1-2で使える便利な攻撃札です。
多くの攻撃札は間合4以下でデザインされているため、間合2になることは珍しくありません。
こうした中で離脱をすることなく安定してオーラに2ダメージかライフに1ダメージを与えることが強みです。このカードと<足捌き>を採用することでクリンチ(ダスト枯らし戦法)を対策できます。
※ダストを枯らすことで間合を調整することやオーラを増やすことが難しくなります。
また、【決死】で発動すると次の攻撃を+1/0することができます。例えば【決死】の状態で<柄打ち>し、<斬>を発動すると3/1攻撃に+1/0が足され、4/1攻撃にパワーアップします。
また<斬>以外にもこれらのカードと組み合わせることもオススメできます。
(4) 居合
ユリナが持つ全力の攻撃札です。間合3-4で発動すると4/3攻撃に、間合2で発動すると3/2攻撃になります。
間合3-4で発動することがベストですが間合2で<居合>を発動しても強力です。
オーラを3つ得るためには基本行動を3つ消費する必要があります。これは1ターンでもらえる基本行動(集中力、手札2枚)を全て消費することを意味しています。
ライフ2点も痛く、相手は無暗に2/2攻撃ををライフ受けできなくなります。
弱点は全力である点です。これは<一閃>のように対応札を吐かせて行動するプランを取ることができないことを意味しています。
<居合>に対応札を発動され、攻撃やダメージが打ち消されるとその後何もすることなくそのままターンを終了することになります。
そのため、纏いなどの基本行動や<斬>などの攻撃札を発動できなくなります。特に<雅打ち>は攻撃を無効にされた上に2/1攻撃を受けることになり、状況がかなり悪化します。
<居合>を採用するときは相手のメガミを考えることが大切です。
(5) 足捌き
ゲーム序盤に起こるテンポ(ゲームを有利に進めるための布石)の取り合いに対して一石を投じることができます。また間合1以下のときに発動するとこのカード1枚で間合3にいくことができ、そこからユリナの攻撃札を発動することができることも魅力です。
間合5以上で戦うメガミ(ヒミカなど)や間合0で戦うメガミ(ユキヒなど)のメタカードとして機能します。
(6) 圧気
失敗する可能性がありますが決まると適正間合1-4で3/-攻撃をする強力な付与札です。
相手の解答はいくつかありますが大抵は以下の通りです。
①3/-攻撃を受ける
この場合、相手のオーラは一時的に薄いため<斬>、<一閃>、<居合>のような攻撃を相手のライフに当てやすくなります。
②間合5に行く
この場合、相手は以下のようなカードを用いてオーラを厚くしたまま間合5に行きます。
①のように攻撃を気軽に相手のライフにダメージを与えることはできませんが、基本行動の中でも弱い後退を強いることに成功しただけで万々歳です。
③間合0に行く
②と同様に相手が適正間合ではない間合0に行くことも解答の1つです。間合0に行くことができるカードの例として以下のカードが挙げられます。
ユリナの攻撃札の中で間合0で発動できるカードは<浦波嵐>しかありません。相手が間合5に行った時と比べると離脱などを行わないと攻撃できない点がつらいです。
④圧気を割る
隙という性質を利用して相手が自分のライフにダメージを与えることがあります。
ここで隙について復習しましょう。
「はじまりの決闘」で使用できる<陰の罠>を見てみましょう。これによると隙とは「あなたが再構成以外でライフへと1ダメージを受けたら、このカードの破棄時効果は失敗する。この上の桜花結晶は全てダストに送られ、このカードは伏せ札になる。」とあります。
このライフへのダメージというのは以下のように付与札や行動札によるダメージにも反応します。
ここのポイントは攻撃を強いることにあります。
本来は纏いや宿しをしたいという相手の意見を無視して、間合を揃えて攻撃したり、カードの効果によってダメージを与えることを強制します。これは相手のオーラが薄いときに特に有効な一手です。
まとめると相手が弱っているときに発動することで逆転の目を封殺することができるカードです。
(7) 気炎万丈
他のメガミの攻撃力を上げ、超克を与えます。
ここで超克について復習しましょう。
超克はオーラに与えるダメージの上限を突破し、必要に応じて6以上で計算します。
例を挙げて説明します。
<光の刃>の場合、発動時のフレアが7のときは7/1攻撃となります。オーラの上限は5なので基本的にオーラ受けをすることはできず、ライフで受けることになります。
<風雷撃>の場合、Xの値が20だったとしても超克を持っていないため、5/2攻撃になります。そのため相手にオーラが5個あればオーラ受けされてしまいます。
このようにオーラの限界を突破して、攻撃力を高めます。特に1枚のカードで複数回攻撃できるカードや-/1攻撃はさらに強くなります。
通常札ver
・<八方振り>は自分のオーラがないとき、3/2攻撃を2回行うカードになります。
・<梳流し>は-/2になります。
・<風雷撃>は超克を持つため、ゲージに依存しますが相手のライフに3点与えるカードになります。
切札ver
・<天雷召喚陣>は2/2攻撃を繰り返すカードになります。このカードのほかに<律動弧戟>や<熊介>もオススメです。
・<久遠ノ花>は強力な効果と-/2攻撃がついてきます。対応札なので相手のターンでも<気炎万丈>の恩恵を受けることができます。
・<氷雨細音の果ての果て>は超克持ちの6/6になります。
切札編
(1) 月影落
重いコストと引き換えに、強力な4/4攻撃を行います。
このカードの存在によって、相手は他の切札や通常札での攻撃に対して容易にオーラ受けすることができなくなります。
相手が採用できる対応札を考え、確実にライフに当てることで勝負に勝つことができます。
(2) 浦波嵐
主に2種類の使い方があります。
①対応として使う。
相手の攻撃に対して発動します。対応した攻撃は-2/0となるため、オーラ受けしやすくなります。
その後2/-攻撃を行うため、ターンが返ってきたときに多くの攻撃を相手のライフに当てやすくなります。
②攻撃として使う。
このターンで決着をつけると決めたときに行います。攻撃札として発動することで<一閃>や<月影落>をライフに当てやすくなります。2/2攻撃一回分をライフに当てると考えることもできます。
(3) 浮舟宿
相手の攻撃を受けた後、このカードを使うことで手札や集中力を温存できるため、すぐに攻撃を行うことができます。
具体的にはサリアやチカゲ、オボロのように攻撃をするがオーラで受けることが多い対面に強いです。また、ユリナ同士の戦いのときは採用して損はないでしょう。
例外的に自分がユリナ/オボロを宿している場合は<浦波嵐>、<月影落>、<壬蔓>等を採用して防御を上回る攻撃力で勝負をつける場合もあります。これはユリナ/オボロの組み合わせの攻撃力が非常に高く、並の防御力では到底太刀打ちできないからです。
minarai-nanaiti.hatenablog.com
(4) 天音揺波の底力
<月影落>と比べると必要なフレアが少なく、かつダメージも5/5、さらに間合1-2でも発動できることが特徴です。しかし、全力であること、【決死】でないと発動できないという2点があるため、容易に発動できません。
このカードのライフへの当て方は2つあり、「回避不可能な状況を作って確実にライフに当てる」、「相手の見落としに期待する」です。前者は攻撃した後5つ纏うことが難しいメガミに対して採用します。後者は相手が忘れていることを祈るしかないです。
なかなか当てることは難しいが決まると気持ちいい上級者向けのカードです。
● 最後に
ユリナは前述の通り使いやすいカードが多く、初心者にも扱いやすいメガミです。
攻撃、防御ともに優秀で、ユリナだけでできることが多いです。ぜひ採用してみてください。
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