アナザーメガミとは何か
こちらは「桜降る代に決闘を」に登場するアナザーメガミを紹介する記事です。
ふるよににはアナザーメガミ(以下Aメガミ)というシリーズがあります。これは子供の頃の姿や成長した姿をメガミとして宿し、戦うことができます。
桜花決闘で使用するときには3つのルールを守る必要があります。
(1) オリジナルのメガミとAメガミを同時に宿すことはできません。
例えばユリナとAユリナを宿すことはできません。
Aユリナを宿すときはユリナ以外のメガミを宿す必要があります。
✖ → ユリナとAユリナ
◯ → AユリナとAサイネ
◯ → Aユリナとヒミカ
(2) Aメガミを宿しながらオリジナルのメガミのカードを採用することはできません。
Aメガミを宿すためには一部のカードを置き換える必要があります。
例えば 左の<斬>は【NA-01 yurina O-N-1】と書いてあります。対して右の<乱打>は【NA-01 yurina A1-N-1】と書いてあります。
注目する部分は後半部分にある【O-N-1】と【A1-N-1】いう部分です。
最後の【N-1】という部分が被っていることがわかります。この場合、<斬>と<乱打>はAユリナを宿すか否かで置き換える必要があります。
※切札の場合は【S-1】と書いてあります。
対応する番号がない場合はAユリナを宿してもユリナのカードを採用することができます。
例えばAユリナが持つのカードには【A1-N-2】と書いてあるカードは存在しないため、Aユリナを宿すときに【O-N-2】と書いてある<一閃>を採用することができます。
✖ → Aユリナを宿して<斬>を採用する。
✖ → Aユリナを宿して<斬>と<乱打>を採用する。
◯ → Aユリナを宿して<一閃>を採用する。
(3) オリジナルのメガミを宿しながらAメガミのカードを採用することはできません。
(2)とほぼ同じことなので一部省略します。
✖ → ユリナを宿して<乱打>を採用する。
◯ → ユリナを宿して<一閃>を採用する。
・簡単な紹介と置き換えるカード
ここではAメガミの簡単な紹介と置き換える必要があるカードを紹介します。
左にオリジナルのメガミ、右にAメガミで採用できるカードを紹介します。
・ユリナとAユリナ
<斬>と<乱打>、<圧気>と<癇癪玉>、<浦波嵐>と<不完全浦波嵐>をそれぞれ置き換える必要があります。
<斬>という継続的な打点を捨てた代わりに、ライフが3以下になった時の爆発力に磨きをかけています。
特に<乱打>は自分のライフが3以下になると対応不可の2/3攻撃を行うことができます。普通のユリナにはなかった相手を畏縮させることができる<癇癪玉>も魅力的なカードです。
フレア消費が多くなった代わりに性能が強力になった<不完全浦波嵐>は相手の大技に対応する使い方だけではなく、自分のターンに発動することで【決死】になった<乱打>や<一閃>を相手のライフに当てやすくなります。
・ヒミカとAヒミカ
<ラピッドファイア>と<火炎流>、<バックステップ>と<殺意>、<クリムゾンゼロ>と<炎天・紅緋弥香>をそれぞれ置き換える必要があります。
広い間合を得意とするヒミカとは異なり、Aヒミカは狭い間合でも戦うことができまるようになりました。<火炎流>は攻撃力が高く、3枚目以降に使用することで2/2攻撃をすることができます。
<殺意>と組み合わせると強力です。相手が<火炎流>をオーラで受けた後に<殺意>を発動することで相手のオーラを極端に薄くできます。
このとき、自分のフレアが7あると<炎天・紅緋弥香>を警戒して相手の攻撃を牽制できます。
<炎天・紅緋弥香>は対応不可がついているため、間合や相手のオーラを考えて使用すると相手の対応を気にせず勝つことができます。
・トコヨとAトコヨ
<梳流し>と<奏流し>、<要返し>と<陽の音>、<千歳ノ鳥>と<二重奏・吹弾陽明>をそれぞれ置き換える必要があります。
※<陽の音>はカードの修正のときに置き換え先も変わっています。
トコヨの対応力を持ちつつ、より盤面をコントロールする力を手に入れました。
<陽の音>は対応札を発動する度に1纏いすることができます。これにより防御力は格段に上がることは間違いありません。
攻撃力は普通のトコヨと比べると低くなりますが<奏流し>条件を満たすと対応不可を持った-/1攻撃を行うことができます。
また<二重奏・吹弾陽明>は伏せ札か捨て札の行動札をデッキに戻すことができます。
一度使った優秀なカードを再使用することは勿論、デッキをコントロールすることで常に無駄がない動きをすることができます。
・オボロとAオボロ
<影菱>と<手裏剣>、<斬撃乱舞>と<不意打ち>、<壬蔓>と<神代枝>をそれぞれ置き換える必要があります。
奇襲要素が薄くなった代わりに、1枚のカードに対する攻撃力が高くなりました。
<手裏剣>は両者の伏せ札が5枚以上あると手札に戻るため、次の基本行動のコストにしたり、再度使用することができます。
全力攻撃札の<不意打ち>も魅力的なカードで通常対応札における対応を無視して発動することができるため、ある程度安心して発動することができます。
また、このゲーム唯一の敗北回避効果がある<最後の結晶>を容易に獲得することができます。このカードを用いることでオーラが多少薄くなっても纏う必要性を軽減し、その分攻撃を行うことができます。
・シンラとAシンラ
<反論>と<真言>、<論破>と<使徒>、<天地反駁>と<全知経典>をそれぞれ置き換える必要があります。
コントロールの要素が薄くなった代わりに全体的に攻撃力が高くなりました。
<真言>、<使徒>の神算と鬼謀はともに優秀なので普通のシンラと比べて計略の準備がより重要になりました。
<全知経典>はフレア4に対して仕事量が多いです。自身の2/2攻撃や<使徒>による攻撃だけでなく<壮語>や<詭弁>を活用することで相手のデッキを壊す立ち回りもできます。
・チカゲとAチカゲ
<毒霧>と<仕掛け番傘>、<抜き足>と<奮迅>、<闇昏千影の生きる道>と<残滓の絆毒>をそれぞれ置き換える必要があります。
毒が送りにくくなった代わりに間合操作のしやすさと優秀な攻撃札を手に入れました。
<仕掛け番傘>は相手の手札が2枚のときは間合2-6で攻撃できます。普通のチカゲより毒を送りづらくなったため、より<毒針>の使い方が重要になります。
また、唯一の特殊勝利効果を持つ<闇昏千影の生きる道>を採用することができないため高火力の攻撃を叩きつける相手に弱くなります。
しかし、攻撃がしやすい<仕掛け番傘>や集中力を増やしながら間合を変化できる<奮迅>があるため、リソースで差をつけることができます。
・クルルとAクルル
<えれきてる>と<あならいず>、<くるるーん>と<だうじんぐ>、<いんだすとりあ>と<らすとりさーち>をそれぞれ置き換える必要があります。
カードを増殖することができなくなった代わりに切札をたくさん使えるようになりました。
<あならいず>は相手のランダムな伏せ札か自分の伏せ札を公開し、それに応じて1ダメージを与えるか、相手の手札を1枚伏せ札にすることができます。全力札を伏せておくことで全力を発動せずに全力機功を用意できます。
<だうじんぐ>は相手のカードを使う能力があります。相手の全力札を使用してもターンが終了しない点も魅力です。
新たな目玉、<らすとりさーち>は条件を達成することで自分か相手の採用していない切札をいきなり採用しながら<ぐらんがりばー>を獲得できます。このカードがある限り、フレアの消費が0になります。恐ろしいですね。
・ウツロとAウツロ
<黒き波動>と<蝕みの塵>、<灰滅>と<残響装置:枢式>をそれぞれ置き換える必要があります。
より強力なデッキを使うことができるようになりました。
このメガミは唯一2種類のカードを置き換えます。
<蝕みの塵>は比較的容易に相手のフレアをダストに送ることができます。これや他のウツロの札を使ってダストと貯めることで<残響装置:枢式>の条件を満たすことを目指します。
<残響装置:枢式>の破棄時効果で自分のデッキや手札、捨て札を全て取り除き、強力な通常札3枚と切札1枚を獲得します。
左から簡単に紹介すると
・<万象乖ク殲滅ノ影> 間合0-3 対応不可
相手に相手自身のフレア、オーラ、ライフから合計6つダストに桜花結晶を送らせます。
・<我ヲ亡クシテ静寂ヲ往ク>
前進以外の基本行動を5回行い、「間合4-10 3/2攻撃」「間合5-10 1/1攻撃」「間合6-10 1/1攻撃」を行います。
・<終焉、来タレ> 納2
破棄時に相手の山札と手札を全て捨て札にし、相手の集中力を0にし、畏縮します。
・<望我>
使用済みであらゆるダメージを受けなくなります。
どれも強力すぎる札です。ぜひ一度使ってみてください。
サイネについて
現在サイネはアナザーが2種類あります。
このときA1サイネとA2サイネを同時に宿すことはできません。
また、置き換え先もそれぞれ異なるため注意してください。
・サイネとA1サイネ
<石突>と<氷の音>、<圏域>と<伴奏>、<共鳴共振>と<二重奏:吹弾氷瞑>をそれぞれ置き換える必要があります。
強力な対応札<氷の音>を採用することができます。
普通に発動すると相手のオーラを1つダストに送りますが、対応で使用すると2つダストに送れます。これにより相手のオーラを薄くすることができます。
<氷雨細音の果ての果て>の存在は大きいです。自分が採用しなくても相手から見たら採用しているか否かはわかりません。そのため、相手が攻撃を中断することも考えられます。
<二重奏:吹弾氷瞑>はヒミカとの相性が特に強力です。序盤に<二重奏:吹弾氷瞑>を発動し、次のターンに強化されたヒミカの攻撃札を相手にぶつけましょう。
・サイネとA2サイネ
<薙切り>と<裏切り>、<無音壁>と<遺響壁>、<音無砕氷>と<絶唱絶華>をそれぞれ置き換える必要があります。
プレイング難易度は高くなりましたが優秀なカードを手に入れました。
<遺響壁>は破棄時効果で次の攻撃を0/+1する能力が優秀です。特にトコヨ、Aトコヨのように-/1攻撃があるメガミと組み合わせると一気に相手のライフを溶かしてくれます。
<絶唱絶華>はターンを終了させる能力がとても優秀です。
相手にとって脅威になるこのカードと<氷雨細音の果ての果て>を採用できる点がA2サイネの魅力の一つです。
・最後に
既存のメガミの魅力を残しながら新たな可能性を生み出すことができるアナザーメガミをぜひ使ってみてください。
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画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」からお借りしました。